~悠也side~ 会えた。 その、奇跡が 俺には宝物のように輝く現実だった。 触れられた。 抱きしめられた。 キスが出来た。 なのに・・・ 結局俺達はもう 戻れないんだよ。 こんなにも、好きなのに。 「お兄ちゃん・・・、 アイツ、好きなの?」 固く閉じられたドアを指さして そうといただす、サクラ。 「・・・・・ あぁ、好きだよ」 途端に彼女は泣き出した。 「・・・・どーしたんだよ?」 いきなりサクラは抱きついてくる。 「ウチ、お兄ちゃんのこと好きなんだけど・・・・」 サクラ・・・・?