逢うのはかなり 久しぶりで、 逢いたいと願っていたけど 実際このときが来たら どうすればいいか 分からなくなる。 距離5mに達したときに ふと携帯をいじっていた 悠也さんは前を向いた。 目が合った。 10秒くらい無言が続いた。 「さ、咲ちゃん?」 先に声を発したのは 悠也さん。 その瞬間私は地面に 崩れ落ちた。 涙が溢れて止まらない。 嬉しくて、嬉しくて。 「ちょっっ、 大丈夫か?!」 悠也さんは私の前に 屈みこむ。