亜由美が駆け寄って触れる。



ピクッと反応してから小さな口を開いて精一杯威嚇しようとする……



子猫だった。




「シャー…」




「わぁ…小さい…」



「ほんとだ…」




その子猫の大きさは手のひらに乗るくらいの大きさ。



あまりの小ささに私達は驚きを隠せないでいた。