「あれ…?あっ!!千晶!下!」 最初に気付いたのは友達――…亜由美だった。 亜由美が指を差した場所に、白と茶色のふわふわしたものがうずくまっていた。 その時、私は何かを感じたのかもしれない。 『出会いってなんなんだろうね?』 ふと、その言葉を思い出した。