でもこんな私でいいんだって。

深いキスが出来ないと悩んだ時に学んだから。

無理はしないんだ。

自然体の私を受け入れて欲しいんだもん。

いつもの通り、腕枕を拒否した私を優しい目で見つめながら、素直に腕を外し、抱きしめてくれる純。

私も枕に頭を乗せ、すっかり寝体制。

「おやすみ、純」

"ちゅ"とキスをして目を閉じた。