幸せラブラブタイムの後、ちょっと狭いシングルベッドで

「ほら寝るぞ」

腕を広げる純。

素直に頭を乗せるも、いつもこのまま寝ようとは思わない。

だって絶対不自然な枕だってば。

このまま朝を迎えると、首が痛くなるんだもん。
だから私は、眠る時は腕枕を外してもらう。

そう、そんな私に純はもう慣れたようだけど、最初は驚いてたな。

女の子ってやっぱみんな腕枕が好きなのかなぁ。

「舌やだ」て言った時も、お風呂がイヤな理由を暴露した時も驚かれたけど、腕枕を拒否した時も同じだったっけ。

でも、寝る時はいつだって気持ち良く寝たいんだもん。