言われた通りソファーの後ろに隠れてて愁を見る
……かっこいい…
愁は襲い掛かってきた人の振りかざした金属バットをつかむとみぞおちに蹴を入れる
「…ぐゎっ…!!」
ゴッと鈍い音がして次々と人が倒れていく
…強い
「さすがだね〜」
「あんな愁はじめて見た…」
いつもとは違う鋭い目つきに機敏な動き、ましてや人を殴ったり蹴ったりしてるなんて……
「見たことない?」
「はぃ、別人み…たい……?」
あれ?誰と話してるんだろ?
―シャッ
え…?
私の背後にいたのは
“霧谷ケンジ”
と言うヒト
しかも私の頬にナイフをあてている
これはヤバイ……
冷たい金属の当たる頬が妙に熱くなってくる
「ん?」
「…な、何…?」
愁は襲い掛かってきた人達を全て倒していた
「ボクの仲間はあんな少人数じゃないんだよ…彩莉チャン?」
「え………どういう…」
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