嘘つきな姫


「〜〜〜〜……〜〜」


な、何語!?

えっと…バリ島だから…
あれ?バリ島って……

た、タイだ!!
タイ語だぁ!

愁が売店(屋台?)の
お兄さん(おじさん?)とタイ語で話しているのだ

「〜〜〜〜?」
「〜〜。」
「〜〜〜〜」

「「っはははっ!」」

えっ?笑ってる?

な、何がおかしいの?

わからないよーっ


「〜〜〜?」

お兄さん(とおじさんの間位)は愁の横でキョトンとしている私を見て愁に何かを聞いた、

愁は一瞬目を見開いてから優しい笑顔になり


「〜〜〜。」


何かを言った後悪戯っぽい笑顔でお兄さん(以下省略)と目をあわせるとヤシの実2つを受った

「彩莉、もらって?」

お兄さん(以下…)は私に紙袋を差し出すと

「キオツケテ…ハコ…ンデネ…?」


と片言な日本語で言った
[キオツケテ]じゃなくて[キヲツケテ]何だけどな…とココロのナカでクスっと笑ったあと愁について、歩き始めた