嘘つきな姫

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「はぁー…もーだめだぁ…」

「疲れたね、テントもどろっか?」


「そーだね、」


私と愁は全身びしょ濡れでテントに戻ることにした。











「ふーっ」

テントに置いてあったタオル地のパーカーに身をつつんだ


「彩莉、飲み物買いに行こうか?」



「うん、」


私達は水着に戻ると

テントの外に出た
因みにテントの外にはパラソルとシートがある




――――――
―――

「ねぇっ…愁?見て、これ、」


「ん?」


「ほらっ…ヤシの実にストローが刺さってる!」



「そうだね、」


いや、そうだねって!!
スゴい!



「じゃぁ、それにする?」


「ぁ//////」

気付いたらヤシの実を見つめていたらしく

愁はクスクス笑いながら列に並ぶ


「/////」



恥ずかしい…