嘘つきな姫



「…?」


「気になる?」


一瞬、愁がニヤッと微笑んだ気がした…



「ま、まぁ…」



「じゃぁ………――――――」














「使ってみる?」


「えっ……きゃっ」



グルッと視界が回って
背中にふわふわした感覚…
見えるのは…天井…


そして頬をかすめるのは
ダークブラウンの髪


「しゅぅ?」


「試しに使ってみよっか?」

私の首に顔を埋めたまま喋る


「んっ……な、にっを?」


「…これ。」