嘘つきな姫


「……おいで?」


ソファーに座って隣をポンポン叩く
か、可愛い…



「……ぅん…」




ゆっくりと腰をかけると愁はこっちを向いて


「…なに渡されたの?」



「え」


あ〜ぁ…
宏和に渡されたやつねぇ…
握りっぱなしの左手をみてると



「ん?見ないの?」


部屋に言ったら見てっていってたけど………


「うん…」


ゆっくりと手を開けると…
「なんだろー?」


手には5センチ正方ぐらいのビニールに何かはいっている薄っぺらいもの

「なっ!?」


「愁?」


「い、や…あや…っ…り」


愁が異様なほど慌てている



「愁…分かるの?」

「…まぁ…」

「なに?」

「ん?」

「これ。」


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