嘘つきな姫


さっきより少ない2〜3人が愁に向かった


―ゴッ


「………ぅ…」



―ガッ 




殴られてよろけた愁をもう一人がみぞおちをけり込む


「しゅぅっ!!愁…」


避けれるでしょう?



「なんで…っ」


「っはははは…」


「ねぇっ…止めてよ、愁が死んじゃうっ」


あからさまに袋にされてる愁

見るのさえ辛い


「だめだよー。」

「ねぇっ…私が…」

「私が?」

まるでその先を知っているかのような口調であおってくる



「私が……」


何でもするから、
だから、止めて……


「だ…め……だ……彩……り」



愁の擦れた声がする


「……ぐっ」


痛い…?

痛いよね…愁



「私…に……何ができる?」

涙がポロポロおちる

泣いたらだめ。