「つか、話せるほど体力あんならもっと早く走れるだろ」


イラッ


「何よそれっ!!大体十夜が起きなかったのが悪いんでしょ!?そんなこと言うんだったら、もっと早く起きなさいよ!!」


「あーうるせぇうるせぇ。起きれなかったんだからしょうがねぇだろ?」


「なっ!!「ねぇ?十夜も夢愛も喋ってる余裕あるんならさ、もっと急いでくれないかな?ニコッ」


「「…すいません」」


「ほら!十夜のせいでめったにキレない十和がキレたじゃない!!」


「あ?てめぇがギャーギャーうっせぇからだろーが」


「ねぇ、二人とも、今の俺の話し聞いてた?」


「「は、はい…」」