スターチス




「××市から来ました山下和咲です。よろしくお願いします。」

 簡単に挨拶をすれば、クラスメートになる人達が拍手をくれた。きっといいクラスなんだろう。そう思うと頬が緩んでしまった。

「では、山下は濱田の隣の席だ。濱田ーって、寝てるし。」

 担任の先生の視線を辿ると頬杖をついている男の子と目が合ったような気がした。

 その瞬間、彼は机に頭をぶつけた。痛そうな音がしたけど彼はそのまま寝息をたてて寝ている。

 これが私が濱田君に興味をもったきっかけ。自由気儘な男の子、それが彼の第一印象だった。





___spring.
   The time limit is 12 months.