扉がピシャリと閉まって 教室が急に静かに なった気がした。 一人 夕焼けに包まれて がさがさと 香奈の筆箱をいじる。 『…? あれっ』 なんだ… ボールペンないじゃん うちの担任、 そこらへん妙に 細かいんだよね。 しょうがない… 勝手にだけど、 和泉の借りよっかな。