自分が日直だと
いうことも、
あたしはすっかり
忘れていた。


あーあと言いながら
ため息をつくあたしを
見て、呆れながら
笑う香奈…。



『あれ?でも

今日の日直 加菜と
佐伯君だよね?

佐伯君、五時限目の時

ほとんどやって

くれてなかった?』

『えー!?嘘!』