『あたしトイレ行ってきていい!?』



切羽詰まった表情で
言う和泉に
あたしと香奈は
笑顔で『いいよ』と
言った。



『私も行く!』


椅子から立ち上がる萌に
『いってらっしゃい』と
手を振った。



『あ!』

『どしたの?』

『やばい…

日誌書いてないや』



『えぇ?』