そんな感じで 午後の授業も 同じ様に過ごしていたら すぐ放課後になった。 『加ー菜っ!! 帰ろー♪』 だらだらと スクールバックに 教科書をいれるあたしの 肩を、 ぽんと叩く香奈。 『あ、…うん。』 朝のことなんて 忘れてるみたいだ。