いやだ

聞きたくない



顔を再度伏せて、
耳を塞いだけど
和泉達の大きい声は、
あたしの耳に届いてしまう。



『ぴんぽーん♪

 ほらね、香奈はわかってくれたでしょ?』


『あ そっか!

 和泉 超似てるじゃん

 ウザさ加減がなんとも言えない!』




あたしを


そんなに傷つけたいか。



こんな会話を
香奈はどんな顔をして聞いてるんだろう。

一緒になって
笑ってるのかな

それとも、
あたしを庇おうとか考えてくれてるのかな



早く

朝休みも、学校も
終わってよ


終われ

終われ

終われ