つらかった。
先生は見て見ぬふりをしていた。
親にも言えなかった
「そういう性格だからしょうがないよ」
絶対、親にはこう言われるだろう。
だから家では平気な顔をしていた。
エスカレートする“いじめ”
教科書はなくなり、ふでばこもなくなる
探すとみんなに笑われるため、
予備にもってきていたえんぴつと消しゴムだけで
モノクロに黒板の文字を写す。
ノートには消えろなどとかかれているため、
先生に提出もできない
なんでしなかったって・・・?
もししたら学年の問題になる。
そしたらみんなちくったと私を睨む
もうすぐ中学生。
他の小学校の人たちにもそれを言ったら・・・
中学でもいじめは続くだろう
それを考えたらノートを提出するなんて
思いもしなかった。
