「俺撮影あるから。じゃな。あ、変な奴らには気をつけろよ。」 俺は舞にそれだけ言って走った。 あ、もちろん、迎えの車までな。 「優くんこっち向いてー!」 「キャー!!」 車までの道が長い。 うるさい。 俺は急いでるんだっての。 「優くぅん!」 あぁーもうしょうがねぇな。 俺はニコッと王子スマイルを見せて逃げ去った。