何度も繰り返し撫でた後撫でる手とは
反対の手でベットをキシませて
それは静かに 口を開いた。


「気が付かれたか 姫よ。」


優しい…甘い蜂蜜のような声。


エステリーゼは一瞬 その声に

とろけてしまいそうになる。