「っっお父様っ!!」

悲鳴にも似た声をあげ、1人の娘が駆け寄り力なく座り込んだ王を抱え竜を睨み付けた。

「貴方に心は無いのですか!?人の言葉を理解しても心は獣のままなのですか!!?」


…唇を噛みしめ

涙を浮かべながら 震える声で必死に言った言葉。