メガネを持って、拭石の場所へ駆け寄る。 ...こうもなったら、拭石、ただのヲタクじゃん。 がっくり... はぁ。 「拭石く――・・・・」 あたしは拭石の顔を見て驚愕。 声も出ない。 メガネを外した(とゆうか外された)拭石の顔は、まさに.... 「い、いけめん....」 ポロリと口からこぼれ出した言葉。 「う、んっ...」 小さな唸り声を出して、目覚めたらしい拭石。