「わかった。

その代わり、
ちゃんと伝えてこいよ!

じゃないと、許さねーぞ!
幼なじみ!!」


そういって、知哉はわたしの背中を押す。



知哉…


「うん!


ありがとう!!」


わたしはそう言って、学校に走って戻った。





智也、ありがとう!







本当に…



ありがとう!!



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「はぁー…

失恋…か。」