─────── ──────── 「蓮‥朝よ」 「ん‥‥‥」 「蓮ってば!」 朝か‥ 「今何時?」 まだ重たい瞼を半開きに開きながら目の前のエリカに尋ねる。 「7時‥‥遅刻するよ?」 「あ゛ー‥」 だりぃ。 俺はまだ重たい体を起こすとのっそり起き上がった。 「朝ご飯出来てるからね」 エリカを見ると、バッチリ準備は出来ていた。 さすが完璧主義。 って、関係ないか。 そんな事を考えながら、俺は準備を始めた。