「平野‥‥‥かぁ‥」 夕食を食べ終わり、自室に戻った俺は、ポツリ、その名を呟いた。 まさかあいつに盗聴器を仕掛けられるとはな‥ あいつがFBIなのか? 俺に近付いてきたのも‥ 考えてもきりがねぇな。 でも、久々にワクワクするぜ‥ FBI‥ そりゃ、最初聞いた時はビビったけど、怖いものなんてないのが俺。 何故だか、GAMEをするような気分になっていた。