あれから、学校を後にした私は、何でも屋の藤堂に連絡して、あの倉庫まで送ってもらった。
裏の世界に信頼関係はないが、藤堂は、なんとなく信頼している男だった。
そして、そこで見たのは組員に銃を向けられている蓮の姿。
恐らく蓮は気付いてない。
組員が引き金を引こうとした瞬間、体が勝手に動いてた。
下におちてた銃を拾って組員、そして蓮が話してたであろう組長?を撃ち殺した。
私の震えは何なのかわからないけど、きっと、蓮を失う恐怖からだと思う。
蓮が生きてて‥
良かった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…