── ダンッ
「どーも。
とある普通の殺し屋です」
ここは、倉庫みたいになってるため、2階から飛び降りてとりあえず挨拶。
「なんだおめぇっ!」
「待て!」
何人かの組員が、こちらに向かって銃を向けた時、組長らしき男がそれを制した。
「その髪、目の色‥
見るかぎり、cruel・killerさんですよね?」
髪はカツラ、目はカラコンだけどね。
「おやおや‥
俺をご存知でしたか。
なら、話は早いですね」
「そんな有名な殺し屋‥
いや、cruel・killerさんが、いったいうちに何の用で?」
奴の事も聞かなきゃな‥
「組長さんに、ちょっとお尋ねしたい事があるんですけど?」
「なんだい?」
周りからの殺気がすげーな‥
「“八神真一”さんをご存知で?」
「八神?‥‥‥‥あぁ、あの何でも屋か‥」
エリカの情報は、ガセじゃなかったみたいだな。
「お聞かせ願えますか?」
「お前が生きていたならな」
「残念です‥」
もっとゆるやかにいけると思ったんだがな。

