エリカに電話してみるか‥


 ── プルルルル




「どうしたの?」


『あのさ、組員って皆殺しにした方がいいのか?』


「当たり前じゃない。その組、潰しちゃって」



ですよね‥。



その時、事務所の扉が開き、大勢の組員が入ってきた。


どうやら、今から何かが始まるらしい‥


『了解』



おいおい、
これってさ、普通に500以上いるんじゃね?

下手すりゃ700はいるでしょ‥



「何人くらいいるの?」



そんな俺を心配してか、不安気な声を出すエリカ。



『500かな』



俺は、そんなエリカを心配させまいと、わざと少ない人数を言った。



「私も行こうか?」


『邪魔。来んな。』



お前に、人殺しなんてさせねーよ。



 ── プチッ



「さーて‥」



行きますか!