あれから、優衣を家の近所まで送り届け、そのまま依頼のターゲットがいるであろう場所に来ていた。



「この辺かな‥」



話を付ける‥、って事は、組を潰すって事だよな?



あいつ、ホント俺の心配してんのか。



とりあえず、針金を使って鍵を開けた俺は、その組の事務所に入り、状況確認する事にした。



エリカが調べた資料見るかぎり、組員は500人。


現在、ここにいるのは‥


ざっと300てとこかな。



今ここで片付けてもいいが、取り逃がす可能性もある。



さて、どうするかな‥