貧乏女と金持ち男の関係

「関係ないよ!」
「関係ないよ!お前には!!」
「へぇー・・・ちなみに、俺バスケ部。」
「聞いてない。」
「あっそうだ。明日、席替えだったな!!」
「そうなの!?やったぁ~でも、彩と離れちゃう。」
「私がどうかした?」
「明日席替えなんでしょ?」
「そうだった!!忘れてたぁー・・・まぁー私に任せて!!」
「えっ?」
「まぁー明日になったら、分かるよ!!」
「うっうん・・・」
何かな?明日の楽しみにしよぉーと!!今は、それどころじゃない!!
「席替えかぁー・・・いいこと思いついた。」
また、たくらんでるし。何なんだろうね。
「10分休みだぁーー!!みんないいと思うよ!」
「だな!!」
「彩!」
「待ってぇー!」
「どこ行くんだろう。」
「どこ行くのかな?」
「お前・・・」
「何?」
「何でもねぇー」
「何こいつ。」
「はぁ?」
「優斗行くぞ!」
「おう!」
彩にだけは言わなきゃ!!
「彩聞いてくれる?」
「いいよ!」
「実は私・・・貧乏なの。」
「えっ?(笑)」
「海外の話しは、先生がカバーしてくれたの。」
「だから、先生が言ってたんだ・・・今日行ってもいい??」
「今日はちょっと・・・明日でもいい?」
「じゃあ、明日で!!」
「ごめんね。」
「いいよ!!」