それから、少しの間沈黙が‥‥‥ そして口を開いたのは渡辺くんだった。 和也『まぁ、確かに俺には関係ないから‥‥‥ ちょっと気分悪なってきたし、先に帰らせてもらうわ。 あとは二人でやっといて。』 私と優子は一応渡辺くんを止めたが、渡辺くんはスッと立ち上がり、一万円を置いて帰って行った。