麻璃愛は4月に婚約パーティーを済ませている。


ブルーの瞳にスタイル抜群で、ひとりっ子。



金色に染められた髪は、ブルーの瞳を引き立たせる。


そう、麻璃愛はロシアと日本のハーフ。


お母様がロシア方なんだ。



『で、何があったの?』


「うん・・・実はね・・・」



私は麻璃愛に全てを話した。


婚約者が玲羅先生だった事、婚約パーティーが来月ある事。



そして・・・玲羅先生の前婚約者が篠原恵美だと言う事。


麻璃愛は、多少びっくりしていた。



『玲羅先生かぁ・・・それはビックリだね。』


「まぁね。それで、篠原のことなんだけど・・・」



“分かってる、任せて”そう言って、にっこり笑った。


『篠原には色々裏があるの。学園のほうも目をつけてるから大丈夫。』


「さすが、麻璃愛ね!!ありがとう。」



麻璃愛が帰ると、ベットに寝転んだ。


篠原なら何をしてくるか分からない・・・