「おはよう。」



「お嬢様、
おはようございます。」


「うん・・・。」




ベッドから降り、
スリッパを履いて
寝室を出る。



「姉ちゃんっ!!
おはよっ!!」



食堂に着くと
弟の匡亮が
笑顔であたしを
迎えてくれた。



「おはよ〜。
今日は学校行くの??」



「ん〜、行かない、
・・・かなっ?!」

「そ。」