「雪香。 もう朱華は 朱華じゃないよ。 朱華さまだよ。」 「どーゆーみ? 朱華は朱華でしょ。」 雪香……。 あなたはそのまま 変わらないで いてくれるのかな? 百恵はゆっくり頭を 上げて学校の掲示板を 指さした。 あたしを…… 睨みつけながら。