門を入ると学校が何か騒がしい。
「どうしたのかな?」
「さあ・・・?」
あたし達は何の
気なしにその場を
通り過ぎようとした。
「雪香っ!」
そこにクラスメートの
百恵がきた。
「百恵、おはよ〜★
どうしたのっ?」
雪香が返事を
した途端
「朱華・・・さま・・・。」
あたまを深く下げて
百恵がそう言った。
「え・・・?」
あたしはもちろん
固まってしまった。
「朱華さまって・・・、
百恵どーしたのっ?!笑」
雪香が笑いとばす。
何かの冗談だと
思ってるんだ。
ああ、そのままで・・・
いて・・・?

