キミと初めて出会ったのは、病院。




僕が廊下で歩く練習をしていた時。




足を折って、松葉杖をつきながらのリハビリ中。




キミは長椅子に座って、外を眺めていた。




窓の外を舞う粉雪のような白い肌に、薄い桜色をした唇が印象的で……




僕の目は、そんなキミの横顔に釘付けになった。