「何で??」
「何でって、聞きたい?∀」

急にニヤリとした顔になって言った。


なんか・・・嫌な予感

「い、いい。聞かない!!」

「何で??教えてあげる」

いいって。ホント、なんか企んでるっぽいし。


ちょっと無視して歩くスピードを速めた。


「走ってる直美、可愛かったよ??」


ピタッと止まる足。

「な、に言って。てか、可愛くない」

顔がボッと赤くなるのが分かった。


「はっ。可愛いよ??今も、顔真っ赤にしてさ」

またまたボボッとなる顔。


あーー。沸騰よ、おさまって!!



「あはははっ!直美マヂ面白れぇー」

「ちょっと。遊ばないでよー!!」