ただ今あたしは、家に監禁されてます。

って言っても、莉香達にだけど・・・。



今日は、パパと兄貴は海外へ飛んでる。ママは純(←葵パパ)の家に言っている。
まぁ、ママはあたし達が無理矢理追い出したんだけどね~。


「直美??ちょっときいてんのーー!!」
「へぃへぃ、そんな大声出さなくても聞えてマース。」


監禁中の理由はもちろん、慎也君との関係だ。

付き合ってる事を誰にも言わずに、4週間を過ごしていたら、あきら君に気づかれてしまった。
正確に言うと言わなかったんじゃなくて、忘れてたの!!なんか、その、浮かれちゃって??



「もぅ。さっさと答えなさいよ。」
莉香が言う。

「慎も答えろよぉ!」
あきら君も言う。





「「何をどう答えりゃいーんだよ」」

慎也君とあたしの声がはもった。


「何、この人達。」
「ラブラブすんな!!見せつけるなー」


はぁ?ただハモっただけじゃん。
どこがラブラブだよ。