「私、玖炉栖が好き!!」


思いっきりぶつけた。


私の想いを。


「・・・」


玖炉栖は黙ったまま振り向いた。


「僕もだよ。徠奈」


玖炉栖は、笑ってくれた。


いつもの、笑顔で。