「最後にもう一つプレゼント、あげるよ」 プレゼントなんていらないから、ずっとここにいてよ!!! 玖炉栖に、ずっとここに居てほしい。 「だから、さよなら」 空中にトナカイが引っ張るそりが見えた。 玖炉栖はそれに乗ろうとした。 「まって!!」 私は、玖炉栖にどうしても伝えたい思いがある。