「ほら、見えてきたよ」

5メートル先を指さす。
氷で出来た、
自由の女神の頭がちょこんと見える。


「早く行きましょう☆☆」

「そんなに急がなくても‥」

カッ―…


「ユキちゃっ―――」
「わっ」


石に躓いた、
ユキちゃんの腕を何とか掴んだ。

「大丈夫?」
「だっ大丈夫です//すいません///」



俺とユキちゃんの顔が近い//
唇も俺の口の目の前に…

照れるユキちゃんを見ていると
感情が押さえられなくなって
ユキちゃんの唇を奪ってしまった。