「今日は何処行きたい?」 「海斗さんと一緒なら 何処でもいいです☆☆」 最近になって そういうことを言ってくれるようになった。 ユキちゃんにとって 僕は恋人ではなく、 お兄ちゃんなのかな?? 「あっ昨日から 日華公園で氷祭りやってるみたいだから そこ行ってみる?」 「楽しそう!! 今すぐ行きましょう♪」 ユキちゃんは一人歩き始める。 「ちょっ」 慌ててユキちゃんに追い付く。 「ユキちゃん‥場所分かるの…?」