でも何故? 急に、芽衣が作るなんて……。 疑問を抱いた俺は芽衣に聞いてみる。 「でも、どうしたの?急に」 すると芽衣は少し頬を赤らめて俯いた。 「別にっ……」 そうぶっきら棒に言って、芽衣はフイッと視線を逸らした。 なーんか。今日は芽衣機嫌悪いから、これ以上詮索したら怒られそうで俺はそれ以上聞くのをやめた。 そう思った俺は静かに芽衣に微笑んで味噌汁をすすった。