「きゅうせいはいえん」

っていう

びょうきになって

ずっと

にゅういんしとった



やっと

きょう

てんてき

がとれて

トイレまで

じぶんであるいて

いけるようになった



でも

ずっと

ねてたから

ふらふらする



かんごしさんは

『コウくん、むりしたらだめよ』

っていうてたけど

たいくつやったし

おきあがって

あるいてみた



そしたら

やっぱり

トイレは

けっこうとおくて



じぶんの

びょうしつから

でて

しばらくしたら

ころんでしもうた



その

ころんだところの

まえのへやの

ドアは

あきっぱなしやって

なかにいた

おんなのこが

こっちみて

わろてた



ぼくは

わらわれて

はずかしかったから

そのおんなのこを

にらんでから

トイレいった