『…中原先生』 入り口の方に顔向けると、担任の中原先生が居た。 「里中が当番だったのか~」 『そうですけど…。なんで先生が?』 いつも図書室の利用してるのかな? 「あ~鍵閉めに来たんだよ。ほら、いつもの松浦先生が3年生の進路指導の担当で、今忙しいみたいで同じ国語科の俺に任されたんだよね~」 『そうですか…。今片付けるんで』 そう言って貸し出しガードなどを片付け始める。 ――この時は別に、中原先生の事、担任としてしか思って無かったからさっさと片付けて教室を後にした。 ***