向こうは気付いて無いけど、間違いなく佐伯。 向かいに座ってる女の人は見たことが無い…多分高校生位。 親しげに喋ってる2人…。 『……っ』 見ていられなくて、その場から走って立ち去った。 なんだ…やっぱり彼女とか居るんじゃん。 まぁ、あんだけ調子良いし…。 あたしにしょっちゅう好きとかなんとか言ってたのはやっぱり口だけ。 分かってた。 だから本気にしなかった。 してなかった…はずなのに…。 胸がズキズキと痛む。 まるで去年のバレンタインの日みたいに…。 ううん…それ以上かもしれない…。