世界で一番大好きな人

―――カタン――――
びくっ!

私の肩が震える。

「だ・・・だだだだ
誰!?」

―――ガタン――――
「きゃああああああ!!!!!!!」

「・・・亜!來亜!」
聞いた覚えのある声。
「ゆ・・・優伽?」

「ったく~騒ぐなっての!」

そこにたっていたのはまぎれもない、
優伽だった。

「は・・・優伽だあ?」

私の顔をみるなり
優伽はふきだした。

「ぷっ!すげー顔!」
「ぅ・・・わああん
ひどいよぅ。」

「ごめんごめん。」

「も~」