秀は、あたしと一緒に寝ると言って、あたしと一緒にベットへ入った。





ベットに入ると、すぐに抱き締めてくれた。





「ずっとこうしてるから、安心して寝ろ。」





あたしも、秀の背中に腕を回す。



秀の存在を確かめるように…。





なんでだろう…?
秀に抱きしめられてると、すごい落ち着く。





「寝れない?」



首をふる。



寝れないわけじゃない…。





でも…目を覚ましたとき、秀がいなかったらって考えると…怖くて目を閉じることができない…。






「美姫。こっち向いて?」




言われた通り、秀を見る。






───────チュ。





「ずっと美姫の傍にいるから、安心して?」




「…うん。」






秀の言葉は魔法のように、あたしの中に入ってくる。



不思議と、安心感が出てきて、そのまま眠りについてしまった。